
和歌山県に本店を構え、近隣の大阪府、奈良県にも支店を展開して営業している紀陽銀行ではカードローン商品として紀陽銀行カードローン、紀陽銀行カードローン住宅ローン新規契約者専用プラン、そして窓口のみで取扱のステータスの3つのカードローンを提供しています。
今回は紀陽銀行カードローンを中心に、それぞれの商品の限度額や利率、申込方法、そして「即日融資は可能かどうか」について紹介します。
紀陽銀行カードローンの貸付条件
【申込年齢】20歳から64歳まで
【利用限度額】10万円から800万円
【実質年率】3.8%~14.9%
【審査時間】平均1週間程度
【総量規制】対象外
【保証会社】阪和信用保証株式会社、株式会社オリエントコーポレーション
紀陽銀行カードローンの特徴
こちらのカードローンは今手持ちの同行総合口座のキャッシュカードにローンカード機能が付加されるタイプのカードローンで、限度額は最高800万円までという比較的余裕のある額まで対応可能な商品となっています。
申し込みは同行の東京支店を除く営業区域内である和歌山県、大阪府、奈良県に住んでいる、もしくは勤務先がある人で同行の総合口座を開設している人であれば可能となっています。
またパート・アルバイトの人や配偶者に安定した収入がある人でも限度額を30万円までとして審査を受けることが出来るようになっています。
紀陽銀行カードローンは即日融資可能?
こちらのカードローンはまず最初に仮審査を申し込み、仮審査通過後の最終的な正式申込・契約を店頭もしくは郵送で行う事が要求されていますので即日融資は非対応となっています。
仮審査には銀行繁忙期を除き最短でも3営業日程度はかかるため、仮審査の結果はおおよそ申し込みから4営業日目で判明します。そのため、仮に月曜日に申し込みをした場合はおよそ木曜日から金曜日に結果が判明することになります。
その後の手続きは来店もしくは郵送で行うことになりますが、本審査や契約手続きとローンカードの有効化に最短で3営業日程度の時間が必要なため、申し込みから融資実行までには一番早いルートでも1週間から10日前後は必要となっています。
どうしても急ぎという様な場合には、銀行側でスムーズに手続きや審査を行えるよう、申告内容に不備や間違いが無いかどうか何度もチェックするなどの「ひと手間」をかけることが肝心です。
紀陽銀行カードローン住宅ローン新規契約者専用プランの貸付条件
【申込年齢】20歳から64歳まで
【利用限度額】50万円から300万円
【実質年率】4.5%~11.5%
【審査時間】平均2週間程度
【総量規制】対象外
【保証会社】阪和信用保証株式会社
紀陽銀行カードローン住宅ローン新規契約者専用プランの特徴
こちらの商品は同行で新規に住宅ローンを契約する人が同時に契約できるカードローンとなっています。
基本的な商品設計は先ほどの商品と同様ですが限度額や利率に違いがありますので、同行で住宅ローンを新規に契約する人はこちらの商品も検討すると良いでしょう。
なお、こちらの商品は同行の他の無担保カードローンと重複契約は出来ませんので注意が必要です。
紀陽銀行カードローン住宅ローン新規契約者専用プランは即日融資可能?
ではこちらのカードローンでは、即日でお金を手にすることは出来るのでしょうか?
残念ながら、答えはノーです。
こちらのカードローンも仮審査と本審査という二段階の審査があることや融資手続きにも時間がかかる関係上、申し込みから融資まで早くても2週間程度の時間がかかってしまいます。
(※参考情報)紀陽銀行カードローンステータスの貸付条件
【申込年齢】20歳から64歳まで
【利用限度額】300万円から500万円
【実質年率】5.2%
【審査時間】平均1週間程度
【総量規制】対象外
【保証会社】三菱UFJニコス株式会社(※アコム株式会社に変更の可能性あり)
紀陽銀行カードローンステータスの特徴
こちらのカードローンは先に紹介した2つのカードローンと違い、同行で一定以上の期間や規模での取引があり、年収500万円以上・勤続(営業)3年以上という条件を満たす人のみが申し込み可能な「同行のお得意様向けカードローン」といった性格の商品となっています。
その申し込みも全て店頭窓口で行うこととなり、インターネット上には詳しい申し込み情報などがほとんど出回っていないのが現状です。
また、公式サイトによると保証会社は三菱UFJニコス株式会社という事になっていますが、同社は平成22年10月1日から保証業務を全て系列のアコム株式会社に変更していますので、保証会社に変更がなければ同商品の保証会社は現在はアコム株式会社ということになります。
紀陽銀行の窓口に電話をして聞いてみても「こちらの商品はお電話などではご案内しておりませんので、店頭窓口の担当者もしくはお取引店舗の担当者まで直接お問い合わせ下さい」という回答に留まり、詳しい情報はあくまでも同行窓口で問い合わせるしかありません。
しかしその利率は年5.2%と、中長期的に借り入れを行う場合は魅力的な数値となっています。
紀陽銀行カードローンの審査の流れと必要書類
では、実際に申し込みを行うにはどういった方法があるのでしょうか。
今回は「お金が急に必要になったので早く融資を受けたい」という想定のもと、紀陽銀行カードローン、紀陽銀行カードローンの住宅ローン新規契約者専用プランの具体的な審査の流れを紹介します。
紀陽銀行カードローンの場合
こちらの商品はインターネット、電話、FAXにて申し込み可能となっています。
インターネットから申込の場合
2.申し込みフォームで申込者の氏名や住まい・希望する連絡先、家族構成や勤め先の情報、他の金融機関からのローン借入情報や他の銀行で契約中の定期預金などの資産の詳細な状況を入力して申し込みを完了させる。(※ここまでで約20分程度)
3.紀陽銀行・保証会社側で、仮審査を行う。また、この時までに勤務先への在籍確認の電話が行われる。(※仮審査の所要時間は最短3営業日程度)
4.紀陽銀行から仮審査結果に関する電話が着信する。
5.仮審査に通過していた場合はその後の正式申し込み・本契約を来店で行うよう要請されるので、希望する日時と実際に足を運ぶ最寄りの店舗を指定して予約する。
6.来店で正式申込・契約を行ったあと、紀陽銀行側で本審査を行う。(※通常3営業日程度)
7.本審査に通過してここまでの段階で契約に特に不備が無ければ、最終手続きが行われる。
8.最終手続完了後、手持ちのキャッシュカードにローンカード機能が付加されて契約完了。その時から紀陽銀行本支店のATMや全国の提携金融機関のATMで融資金が引き出し可能。
電話で申込の場合
2.オペレーターさんの案内に沿って申し込み上必要な情報についての質問に答え、一旦電話を切って仮審査を待つ。
3.紀陽銀行・保証会社側で仮審査を行う。
※これ以降の流れはインターネット申込の場合と同じ。
FAXで申込の場合
2.FAXの場合は073-426-5666にFAX送付する。
※書類の到着後の流れはインターネット申込の場合と同じ。
紀陽銀行カードローン住宅ローン新規契約者専用プランの場合
こちらの商品は同行住宅ローンの新規契約時に来店でのみ受付を行っています。
そのため申込者の状況によって審査の流れや手順が一部異なりますが、一般的な手順としては下記の様になります。
来店申込の流れ
2.担当者のヒアリングを受け、申込書に記入して仮審査を受ける。(※所要時間は2時間程度)
3.紀陽銀行・保証会社側で仮審査を行う。(※最短3営業日程度)
4.仮審査の結果が電話で通知される。仮審査に通過していた場合は再度来店し、必要書類を提出の上本審査の申し込みを行う。
5.紀陽銀行側で本審査を行う。(※平均5営業日程度)
6.本審査に通過していた場合は本契約となり、キャッシュカードにローンカードの機能が付加されるのを待って利用開始。(※契約完了からローンカードとしての利用開始まで1週間程度)
必要書類
必要書類は本人確認書類(運転免許証・パスポートなどの顔写真付き身分証明書)と金融機関の届け印が最低限必要となっています。
また、審査の結果必要だと判断された場合や希望している融資額によっては収入証明書類や、住居が本人・家族名義のものであることを証明する「不動産登記簿」などが別途必要となるケースもあります。
事前に可能な範囲で用意して揃えておくか、あるいは必要な際にはすぐに用意できるように入手方法をチェックしておきましょう。
在籍確認はある?
どちらのカードローンも、在籍確認は必ず勤務先に対して行われることになります。
基本的な流れとしては仮審査の最後の段階で保証会社側からまず勤務先に個人名で電話をかけ、本人が間違いなく在籍していることが分かれば在籍の確認は完了です。
ただし、仮審査から本審査までに何らかの事情があって2週間以上の時間が空いてしまった場合や銀行側での検討の結果再度在籍確認をする必要があると判断した場合などは再度、今度は直接銀行側から在籍確認の電話が入るケースもあります。
まとめ
紀陽銀行のカードローンは申込者の条件や属性に応じて3種類のカードローンがありますが、利率はどれも銀行系カードローンならではの低金利水準となっています。
また配偶者に安定した収入があれば専業主婦の申し込みにも対応している商品がありますので、申し込み検討の余地はあるでしょう。
しかし即日融資には対応いないので、お急ぎの方は、当サイトで提示しているおすすめの銀行カードローンに申し込んだ方が早く簡単にお金を手にすることが可能です。
