
山形県・宮城県を拠点に営業している地方銀行のきらやか銀行では、カードローン商品として「Do it 500(ドゥ・イット)」を提供しています。
今回はこちらのローンについて貸付条件や審査の流れ、即日での融資が可能かどうかについて紹介します。
きらやか銀行カードローンDo it 500の貸付条件
【申込年齢】20歳から64歳まで
【利用限度額】10万円から500万円(10万円単位)六
【実質年率】年4.8%~14.6%
【審査時間】原則即日中に結果回答
【総量規制】対象外
【保証会社】SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
きらやか銀行カードローンDo it 500の特徴
きらやか銀行のカードローンDo it 500は来店不要型のカードローンで、申し込みから契約まで、一度も来店することなく完了することが出来ます。
このため審査の際に来店が必須な他の銀行のカードローンとは違い、平日の日中などでは来店の時間が取れないような人でも安心して申し込める、そんな嬉しい商品となっています。
金利も最低4.8%から14.6%と、銀行系だからこそ実現可能な数字を誇ります。
ホームページ上で「カンタン・安心。」をキャッチフレーズにしている通り、申し込みはインターネットや電話からスムーズに行えるのも人気を集める要因の一つです。
また、契約の際に必要な書類も本人確認書類と収入証明書類(※申し込み額が310万円以上の場合)のみとなっていて、印鑑やその他の煩雑な書類も不要なのが嬉しいですね。
借り入れ自体もローンカードがあればきらやか銀行本支店にあるATMはもちろん、全国のセブン銀行、ゆうちょ銀行のATMなどでも行うことができ、大変便利です。
ただし、申し込みが可能なのは当面の間、山形県と宮城県に住んでいる方(勤務先のみが山形県または宮城県の場合は不可)と限定されています。
反対に山形県と宮城県に住んでいる人にとっては、とても簡単・便利なカードローンと言えるでしょう。
きらやか銀行カードローンは即日融資可能?
きらやか銀行カードローンDo it 500は、契約の際に郵送での書類のやり取りが最低2往復分ある関係上、即日で融資を受けることは出来ません。
しかし、仮審査の結果自体は平日お昼12時までの申込であれば原則としてその日のうちに電話で回答をもらえますので、その結果を元にある程度の資金計画を立てることは可能となっています。
また、即日融資が難しい場合でも、少しでも早く融資金を手にしたいものです。
こちらの銀行で少しでも早く融資金を手にするためのコツは「郵送のやり取りにかかる時間自体を物理的に短縮すること」に限ります。
これはあまり他の口コミサイトや解説サイトなどでは紹介されない部分になりますが、物理的に手続きのための郵送にかかる時間が短縮されればその分だけお金を手にする日が早くなります。
こちらの方法に関しては、この後の項目で徹底解説しています。
きらやか銀行カードローンDo it 500の審査の流れと必要書類
申し込み方法
きらやか銀行カードローンDo it 500には、インターネット・電話から申し込む事が出来るようになっています。
またこちらのカードローンでは仮審査・本審査の二段階審査が採用されていますので、インターネットや電話から申込をする際はまず「仮審査の申し込み」ということになります。
そこで今回は「出来る限り早く本審査までを通過して融資を受けたい」という前提に立って、その申し込み・審査の流れを紹介します。
インターネットから申込の場合
2.申し込みフォームで申込者の住所氏名・連絡先、家族構成や勤務先の情報を入力して申し込みを完了させる。(※ここまでで約10分程度)
3.きらやか銀行・保証会社側で審査を行う。(※所要時間は3時間程度)
4.きらやか銀行から審査結果に関する電話が着信する。
5.仮審査に通過していた場合はそのまま契約書類・カードが郵送されてくる。(※郵送の所要時間は通常3日から4日程度)
6.契約書類が届いたら記入し、本人確認書類の写しなどと一緒に返送する。(※通常は2日から3日程度で銀行に到着)
7.きらやか銀行が書類を受け取り、本審査を行う。(※通常2営業日程度)
8.本審査に通過して契約に不備が無ければ、最終手続きが行われる。
9.本審査完了から2日ほどでローンカードが有効化され、契約完了。その時からコンビニなどのATMで引き出し可能。
電話で申込の場合
※インターネットから「さらっと仮審査申込」を選択した場合は受付センターから電話が来るので、2からスタート
2.オペレーターさんの指示に従って申し込みに必要な情報について質問に答え、一旦電話を切って仮審査を待つ。
3.きらやか銀行・保証会社側で仮審査を行う。
※これ以降の流れはインターネット申込の場合と同じ。
必要書類
必要書類は運転免許証・パスポート・健康保険証などの本人確認書類と所得証明書類(お申込み金額が310万円以上の場合)のみとなっています。
在籍確認はある?
在籍確認は必ずあります。
さらにこちらの銀行では社員証などを提示することで在籍確認の電話を免除してもらえるようなシステムがありませんので、確実に勤務先に電話が繋がり、本人が在籍していることを確認できる必要があります。
1日でも早く借り入れするには?
先程、きらやか銀行のカードローンDo it 500では契約までに最低2往復、郵送で書類のやり取りが必要だとご紹介しました。
実はこの郵送にかかる時間が手続き時間の半分近くを占めていて、この工程が早くなればそれだけお金を借りられるまでの日数が短縮できるのです。
書類のやり取りは、
1回目:きらやか銀行からの書類の発送
2回目:こちらからきらやか銀行に書類の返送
の2回です。
この2回の郵送にかかる時間を短縮するにはどうすれば良いのでしょうか。次の項目で徹底解説しています。
1回目:きらやか銀行からの書類の発送
まず最初の仮審査の関門を突破した時点で、きらやか銀行から書類が発送されてきます。
郵送の時間を短縮するにはこの際に電話で「急ぎなので出来る限り早く書類を送付して欲しい」と伝えるのです。
簡単なことですがこの時に何も言わなければ通常の業務のラインに乗ることになり、書類の発送作業はその日の他の申込分とまとめて次の営業日か、タイミングによっては2営業日後にされてしまいます。
それを防ぐためにも急ぎであることをアピールすれば優先的に処理をしてもらえますし、仮に朝一番の9時頃までに申込を済ませ、平日の13時頃までに仮審査の結果が出ていれば最速でその日のうちに発送のラインに乗せることも可能です。
こうすることでまず、手続きにかかる日数が通常より1日から1日半程度、短縮できます。
2回目:きらやか銀行へ書類の返送
銀行から書類が来る時は銀行の発送を急かすくらいしか出来ませんが、こちらから書類を返送する時には出来ることが沢山あります。
まず、書類が届いたら必ずその日のうちに全ての内容を記入し、漏れや不備が無いか確認します。
この時、1つでも分からない項目があったら決して空欄や適当にせずに銀行に電話して確認しましょう。
さもなければ、銀行に着いた時に書類不備として返送されてくるケースがあり、こうなってしまうとそれだけ日数がプラスされてしまいます。
こうして出来上がった書類を返送することになりますが、ここで急いでいる時は絶対にやってはいけないのが「ポスト投函」です。
ポストへ投函された郵便物は1日に数度回収されることになっていますが、場所によっては回収の回数が非常に少ないこともあり、タイミングが悪いと投函から郵便局に回収されるまででまず24時間以上かかってしまうケースもザラです。
これを避けるには、行ける範囲で一番大きな郵便局(いわゆる集配局や、本局と呼ばれる郵便局)に直接書類を持ち込んで発送することが有効です。
この時、きらやか銀行と郵便局の両方に確認し、書類が速達で発送可能な様であれば速達を申し込むと良いでしょう。
山形・宮城県エリアであれば仮に宮城県の気仙沼市から山形県内のきらやか銀行という一番距離のあるルートでも、速達にすることで翌日の午前中には到着させることが可能です。
通常発送とあまり変わらないと窓口で言われることもありますが、速達にすることで最大半日程度は銀行への到着時間が早まりますし、半日早ければ銀行が書類を受け取ってすぐに手続きが開始してくれることも期待できます。
これで通常のポスト投函より1日程度早める事が出来るので、合計で2日から2日半程度の時間短縮が可能です。
こうして内部事情を考慮して手間をかけることで、ある程度の時間が短縮できます。
まとめ
このように利率や限度額、使い勝手に魅力的な部分が多いのがきらやか銀行のカードローン、Do it 500です。
契約手続きに郵送を利用しているので他の金融機関のカードローン商品に比べて審査スピードに難がありますが、その手続きにかかる時間を物理的に短縮するための抜け道を利用すれば、他のローン商品と遜色ないスピードで融資を受けることができます。
