
千葉県に本支店を構えて営業している千葉興業銀行ではカードローン商品として、リリーフというカードローンを提供しています。今回はこちらの商品の限度額や利率、申込方法、そして即日融資の可否について紹介します。
千葉興業銀行カードローンリリーフの貸付条件
【申込年齢】20歳から59歳まで
【利用限度額】30万円から1000万円
【実質年率】3.9%~14.6%
【審査時間】平均2週間程度
【総量規制】対象外
【保証会社】株式会社オリエントコーポレーション
千葉興業銀行カードローンリリーフの特徴
千葉興業銀行カードローンリリーフは最大1000万円という消費者金融などではあまりお目にかからない高額な限度額を提供しており、その用途も自由となっています。
また、千葉興業銀行が別途提供している住宅ローンを既に契約している場合は金利が1.0%優遇されるという特徴もありますので、すでにこちらの銀行で住宅ローンを契約中の人には特におすすめのカードローンです。
なお、こちらのカードローンは千葉興業銀行の本支店の営業区域内に住んでいるか勤務先がある人を対象としていますので、実質的に千葉県全域と東京都に生活拠点がある人のみが申込可能となっています。
千葉興業銀行カードローンリリーフは即日融資可能?
こちらのカードローンは仮審査・本審査の二段階審査を採用しており、仮審査通過後の最終的な本申込みは店頭、または郵送で行う事が要求されています。
そのため、事実上即日で融資金を手にすることは不可能です。
申し込みの処理スピードが一番早いインターネット経由・店舗窓口での仮審査申込みの場合でも仮審査に平均で2営業日から3営業日程度かかるため、実際に融資金を手にするまでには最短でも1週間から10日前後は必要になってしまいます。
どうしても急ぎの場合は、銀行側が出来る限りスムーズに手続きや審査を行えるよう、申込書類の内容に不備がないか念入りにチェックしたり来店を出来る限り銀行の求めに応じて迅速に行うなど、申込者側が多少の手間をかけることがコツとなっています。
千葉興業銀行カードローンの審査の流れと必要書類
このようにリリーフというカードローンが提供されている千葉興業銀行ですが、実際に申し込みを行うにはどういった方法があるのでしょうか。
今回は「出来る限り早く融資を受けたい」という前提に立って具体的な審査の流れを紹介します。
申し込み方法
こちらのカードローンは、最初に仮審査に申し込みをすることになります。
仮審査申し込みは、インターネット、電話、FAX、来店で行うことが可能となっています。
インターネットから申込の場合
2.申し込みフォームで最初に希望額と千葉興業銀行との取引の有無などを入力してから申込者の住所氏名・連絡先、家族構成や勤務先の情報を入力して申し込みを完了させる。(※ここまでで約20分程度)
3.千葉興業銀行・保証会社側で審査を行う。(※所要時間は3営業日程度)
4.千葉興業銀行から審査結果に関する電話が着信する。
5.仮審査に通過していた場合は来店もしくは契約書類の郵送でのやり取りを要請される。急ぎの場合は来店を選択する。(※郵送の場合は書類のやり取りでプラス1週間程度)
6.来店の場合は現地で申込書類に記入した段階で、郵送の場合は千葉興業銀行が書類を受け取った段階で本審査が開始される。(※通常2営業日程度)
7.本審査に通過して契約に不備が無ければ、最終手続きが行われ契約完了。
8.契約完了後はローンカードが1週間程度で郵送されてくるので、カードが到着した時から千葉興業銀行のATMもしくは全国のコンビニATMなどから融資金が引き出し可能。
電話で申込の場合
2.オペレーターさんの指示に従って申し込みに必要な情報について質問に答え、一旦電話を切って仮審査を待つ。
3.千葉興業銀行・保証会社側で仮審査を行う。
※これ以降の流れはインターネット申込の場合と同じ。
必要書類
こちらのカードローンの契約に必要な書類は審査の関係上個別に銀行から指示をされることになりますが、原則的には本人確認書類として運転免許証やパスポート、健康保険証などを用意しておくと安心です。
また、場合によっては収入証明書類の提出が求められるケースもありますので、すぐに用意出来る書類として直近2ヶ月分の給与明細などはすぐに用意できるようにしておくと良いでしょう。
在籍確認はある?
リリーフに申し込んだ場合、在籍確認は必ず勤務先に対して行われることになります。
原則的には仮審査の段階で保証会社側からまず勤務先に電話をかけ、本人が在籍していることが分かれば在籍確認は完了です。
ただし、仮審査から本審査までに2週間以上の時間が空いてしまった場合や銀行側で再度在籍確認をする必要があると判断した場合などは再度、今度は銀行側から在籍確認の電話が入るケースもあります。
本審査の際の注意点は?
こちらのカードローンでは、最初の仮審査に通過した後は再度来店などで本審査を受けることになっています。
通常であれば仮審査に通過している時点である程度の信用調査が完了しているわけですから、本審査で落ちてしまうというのは申込者側からしたら納得がいかない部分もあるかもしれません。
事実、本審査に落ちてしまった場合はその理由などを教えてはもらえませんので余計に気になってしまいます。
実はこの本審査で落ちてしまうというケースで一番多いのが、
「仮審査時と本審査時で申込情報が異なる」
というパターンです。
本審査はあくまでも、仮審査に合格した情報を前提に行うものですから、当然仮審査と本審査で情報に違いが有ってはいけません。
極端な話、仮審査の時には年収500万円と申告していたのに実際に本審査に通してみたら年収は300万円しかありませんでしたというケースや、正社員として仮審査に通過していたのに本審査でフタを開けてみたら派遣社員でしたというケースの場合がこれに該当します。
こういった虚偽の情報は本審査の段階で必ずバレてしまいます。
正社員かどうかに関しては在籍確認の電話でも判明しにくいので一見わからないのでは?と思いがちですが、収入証明書類などの細かい数値を見ると実際はどういった勤務形態なのかわかるようになっています。
また、ここまで極端ではなくとも仮申込みと本申込で申告した電話番号が違っていたり、勤務年数が違っていたりするなど小さな間違いの場合でも場合によっては問答無用で本審査に落ちてしまうケースがあります。
このようなもったいない審査落ちを回避するためにも、仮審査と本審査では必ず同じ情報を申告するようにしましょう。
まとめ
千葉興業銀行のカードローンは限度額が最大1000万円までという大口の契約にも対応していて、利率も同行の住宅ローンを利用している場合は優遇があります。
専業主婦の人の申し込みや即日融資は不可能なので、即日融資を受けたい方は、即日融資可能なおすすめ銀行カードローン一覧を参考にしてくたさい。
